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カテゴリ:1958(昭和33)年

和光の洋だるま

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「週刊娯楽よみうり」6月20日号
出版社:読売新聞社
発行:1958(昭和33)年6月20日
広告サイズ:1.5×4.0cm


ic_miyaとても気になる洋だるま。お目々が青くて鼻が高くてヒゲが金色のだるまさんかしら。フランス人形みたいなドレスを着ただるまさんかしら。ああ、一度は見たいよ洋だるま。みんなの憧れ洋だるま。

ic_yoshinoこれだけの広告で当時の人々が洋だるまを入手できたのか心配である。画像検索してもヒットしないよ「洋だるま」。どんな形なんだ洋だるま。

マルブツストアー

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「週刊娯楽よみうり」6月20日号
出版社:読売新聞社
発行:1958(昭和33)年6月20日
広告サイズ:5.5×5.0cm

ic_miya東京には池袋と渋谷にあったらしい。2店とも昭和44年に閉店しており、跡地はいずれもパルコ。確かに「池袋の丸物」というお店のことは何かで読んだ記憶があるけど、てっきり「マルモノ」だと思っていたよ。
丸物(まるぶつ)とは、かつて存在した、全国的に店舗展開した百貨店の一つである。本社所在地は京都府京都市下京区であった。<ウィキペディアより>

ic_yoshinoイヤイヤ新宿にも丸物はあったのだよ。場所は新宿三丁目、靖国通り沿い、今の伊勢丹メンズ館だ。挿絵画家土井栄さんのサイトで当時の写真を見ることができる。百貨店の中にストリップ劇場が入っている奇抜な施設だったようだよ。

メトロのチョコレート

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「週刊娯楽よみうり」6月20日号
出版社:読売新聞社
発行:1958(昭和33)年6月20日
広告サイズ:1.5×4.0cm

ic_miya記事の中に小さくただ2行「メトロのチョコレート」。昭和33年の「娯楽よみうり」の読者にとってはおなじみの商品だったのだろうか。昭和37年生まれの私は全然知らないチョコ。

ic_yoshino「メトロのチョコレート」のただ一言。潔い。どこで売っているとか誰がつくったとか細けえことはどうでもいいんだよ、ただ商品名だけ覚えてくんな! という江戸っ子気質の広告。

象印 アラビア糊

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「週刊娯楽よみうり」6月20日号
出版社:読売新聞社
発行:1958(昭和33)年6月20日
広告サイズ:5.5×5.0cm


ic_miya巨大な糊のパッケージを鼻でつかんでいる象さんの表情がとてもカワイイ。絞っちゃってるよ。糊ニョロニョロ絞っちゃってるよ。背中からお尻までベタベタになっちゃうよ。

ic_yoshino象印なのはメーカーが「象南工業所」だからだろうが、奇抜な名前である。象とアラビアのイメージが衝突して商品が伝わりにくくなってないか? なお「アラビア糊とは、植物の粘液を固めたアラビアゴムを使った液状糊の総称」とのこと。

カッピー香水

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「週刊娯楽よみうり」6月20日号
出版社:読売新聞社
発行:1958(昭和33)年6月20日
広告サイズ:1.5×4.0cm


ic_miyaカッパは知ってるけどカッピーは知らない。キュウリの香りの香水だろうか。
広告を見る限りフランスの麝香で作った黒水仙の香水らしい。
そこで検索してみたところ、大変詳しくまとめているブログがあった。「ひとめぼれレトロ日記」さんのこの記事を読めばカッピー香水のすべてがわかる。おそるべしインターネット。

「ひとめぼれレトロ日記」
田端豊香園 カッピー化粧品・前編
田端豊香園 カッピー化粧品・後編

ic_yoshino「カッピー」? 変な名前! きっと日本人が外国語っぽい響きだけでつけたんだぜ! と思っていたが、上記サイトをみたところ一応伝統を誇ってもいいくらいの製品であった。

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