明治チョコレート ブラック&ホワイト

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誌名 女性自身
出版社 光文社
発行日 1964(昭和39)年3月16日
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ic_yoshinoこれだ!このチョコレート! 長らく記憶の中にあったこれは本当にあったんだ! 少しビターなチョコと甘いチョコが市松模様になったブラック&ホワイト。子供の頃非常に気になっていたけれど、親にねだることもできず、結局食べることができたのかできなかったのか記憶はあいまい。今売り出されたら確実に大人買いするね。

富士の表示装置

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誌名 週刊読売
出版社 読売新聞社
発行日 1960(昭和35)年4月3日
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ic_yoshino富士通信機製造は現在の富士通。それにしても「表示装置」とは漠然とした名称である。この裏の説明をみると。「『株価表示装置』…株価表示装置は時々刻々の株価の変化を取引所からの直通電話によりボタンの操作一つで自動的に表示出来」「富士通信機は、これら表示装置の日本に於ける唯一最大のメーカーであります。」とある。またこのほかに「国立競技場メーンスタジアムにある記録掲示盤」「国鉄、私鉄の主要駅にある発車時刻表示装置」「競馬場、競輪場にある着順表示装置」なども手がけているとのこと。
なおこの広告は表紙と見開きでつながっているという珍しいスタイル。表紙の3人は「黄色いサクランボ」を歌った「スリー・キャッツ」。

フジカピン

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誌名 サンデー毎日
出版社 毎日新聞社
発行日 1965(昭和40)年6月20日
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ic_yoshino「ヨヒンビン剤 フジカピン」。ヨヒンビン」と聞いて一体どれくらいの人が意味を知っているのか。昔はもっと一般的な言葉だったのか、あるいは私が無知なのか。
ヨヒンビンとは催淫剤である。私がこの言葉を知ったのは大学時代、ドイツ語の教科書によってである。ご存知のようにドイツ語では日本語のヤ行にあたる音には主にJが使われ、Yは一部外来語などにしか使われていない。ドイツ語の教科書のアルファベット一覧に、Yで始まる単語として使われていたのがこの「Yohimbin」。訳には「ヨヒンビン(催淫剤)」とあった。
日本語でこの言葉をみたのはそれ以来実に40年ぶりのことである。 
ところで可愛らしい絵が気になる。屋形船で遊ぶヒゲの旦那と女性、というところだろうか。

トプコンPR

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誌名 週刊平凡
出版社 平凡出版
発行日 1960(昭和35)年4月6日
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ic_miya発売元の「東京光学」は現トプコン。
公式サイトによると、「1932年9月陸軍省の要請で、服部時計店精工舎の測量機部門を主体に勝間光学機械製作所のレンズ工場施設を買収して設立。1989年、東京光学機械株式会社から株式会社トプコンに社名を変更」とのこと。
ネットを検索すると今も愛用しているクラシックカメラファンも少なくない模様。
いかにも昭和中期のカメラという感じのフォルムがナイス。


ic_yoshino「35ミリ」「一眼レフ」をわざわざうたっている。Wikipediaの「中判カメラ」の項によれば、「1950年代までは普及カメラといえば二眼レフだった」ということだ。小さくてカッコよかったんだろうなあ。

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